建築基準法の変遷と主な変更点・・・・ご自宅がどのような基準規定で建てられたをご覧下さい。 |
主な地震 |
建築基準法 |
基礎 |
壁量 |
筋交い |
柱と横架材の接合 |
壁バランス |
1948年福井地震(M7.5) |
1950年制定 |
布基礎
(底盤なしでOK) |
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※
2F 8cm
1F12cm |
サイズ規定なし
固定規定なし |
柱は土台にかすがいで留める |
梁間方向桁行き方向バランス良く(数値規定なし) |
1964年新潟地震(M7.5) |
1959年改正 |
変更なし |
※2F12cm
1F21cm |
変更なし |
変更なし |
変更なし |
1978年宮城県沖地震(M7.4) |
1971年改正 |
底盤付き布基礎(鉄筋規定なし) |
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変更なし |
変更なし(三ツ割=厚さ30mm程度が主流)固定規定なし |
平金物などの使用を奨励(義務でない) |
変更なし |
1995年阪神淡路大震災(M7.2) |
1981年改正 |
鉄筋コンクリート基礎義務化 |
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※2F15cm
1F29cm |
変更なし(二つ割り=厚さ45mm程度が使われ始める)固定規定なし |
変更なし |
変更なし |
2004年新潟中越地震(M7.5)
2011年東関東大震災(M9) |
2000年改正 |
地耐力に応じた基礎の義務化 |
変更なし |
筋交いのサイズにより金物が規定される |
壁の耐力に応じた引き寄せ金物が規定される |
耐力壁の配置バランスが規定される(偏心の考えが示される) |
※壁量規定とは、各階の面積の1m2あたりに必要な耐力壁の長さ(cm)を定めたものです。1950年では1階で12cmと定められた規定が1981年では約2.5倍の29cmと改められ現在にいたっています。 |
↑2000年以前の建物では筋交いが抜ける事により被害が大きくなる可能性があります。 |
↑2000年までの建物では柱が抜ける事により被害が大きくなる可能性があります。 |
↑2000年までの建物では壁量が足りていても捻れにより被害が大きくなる可能性があります。 |